英国など4カ国でReader Storeがクローズ――Koboが受け皿に

 

 

2014年3月、北米でのサービスを終了していたSONY「Reader Store」が、欧州でのサービス終了がはじまっています。

英国、ドイツ、オーストリア、オーストラリアでは6月に終了するため、北米での対応と同じく、「Kobo」への移行となります。

2014年3月期決算で、日立は営業利益で5328億円、人件費削除、事業整理、インフラ事業が成功し、23年ぶりで過去最高となっています。

同期、シャープは3年ぶり115億円の黒字を数えました。

その中で、SONYは赤字1100億円を1300億円に下方修正しており、2009年以降投資していた北米への電書籍事業を撤退することになっていました。

所感:電子書籍デバイス

電子書籍はアプリです。

電子書籍専用端末は、「読書」という行為にフォーカスした端末と言えます。

他方で、渋谷・原宿・新宿で立ち止まり、また、カフェで紙書籍を広げている人は多くいます。

つまり、読書は紙書籍で行うものという認識は強く残っています。

電子書籍専用端末に投資するリスクは大きいです。

PPMで見れば、負け犬か問題児かといった状況です。

現状は、

  • 電子書籍はよくわからない
  • 無料でマンガを読むもの
  • 手元に残らないことで損した気分になる

ことが挙げられます。

実際のメリットは、

  • 持ち運びの手間
  • 読みやすさ(文字の大きさが可変、画面が光る)
  • 管理の簡便さ

が挙げられます。

今後求められるのは、ユーザビリティと低価格化です。

利潤最大化はいつだってユーザビリティと友達です。

  • デバイスとアプリが連動していて、スマートフォンの特徴に合致したリーダの提供
  • マンガや子供向け書籍は大きく安価、小説・技術書は動画やサンプルファイル同梱版が追加料金で提供される

などの紙を超えた経験が求められます。